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今年もカウンセリング
今年は自分にとって、愛する人を失って10年目の年になります。
今現在の自分からすると10年はあっという間です。10年前、その当時は1日が長くしんどかったので10年後を考えることはできませんでした。
1年目は苦しみと悲しみ、後悔など不安定な状態でした。失った現実と向き合うのが怖くて、ただ生きていました。
心を殺しながら生きることは可能だということがわかりました。
2年目は苦しみから解放されたくて、現実と向き合うためにカウンセリングを受け始めました。向き合うことは怖かったですよ。恐ろしかったですよ。
今までの自分を否定されるのではないかと思っていました。
でも、月に1度、心の専門家である臨床心理士からカウンセリングを受け始めました。
カウンセリング後、カフェに行き、カウンセリングで語った自分の気持ちや考え、
気づきを手帳に書き留めました。
そして、日々それらを見直して生きていました。
3年目もカウンセリングを継続しました。手帳に書き留める作業も続けました。
自分と向き合い、現実を受け入れる。
自分の気持ちや考えを受け入れる。
そして自分および現実を許しました。
カウンセリングを受けていなかったら、今も心を殺しながら生きていたと思います。自分と向き合うこともなかったと思います。
カウンセリングは自分にとって命の恩人です。
変化のため、問題や悩み解決のため、自己成長のための色々な方法が世の中にはあります。残念ながら、万人に有効な絶対的なものはありません。
どれか試してみて、上手くいったものがその人にとっての有効な方法になります。
自分にとってはカウンセリングです。
自分はカウンセリングの有効性と効果を体験したカウンセラー。自分はカウンセリングを受けるかどうか迷い躊躇したカウンセラー。
でも、カウンセリングを通じて、自分と向き合い回復しました。
カウンセラーがお手伝いできることはほんの少しです。なぜなら、回復する力をひとりひとりが持っているからです。
回復する力を最大限に引き出し、サポートしていくのがカウンセラーです。
今年も心を込めてカウンセリングを提供していきます。
どうかよろしくお願いします。