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  • できない視点だけではなく、できている視点も持つ

    「部屋の片付けができなくて、

    ダイニングテーブルにいくまでに

    床のものをかき分けて行きます」

    片付けが苦手な相談者の方のお話です。


    夏前に引っ越しをされ、

    ダンボールが積まれた状態のまま。

    少しずつ片付けているそうですが、

    苦手なことなのでなかなか進まず。


    「ほんと、片付けが苦手なんです!

    小さい頃からできなくて。

    そして今もできない・・・」

    やや涙目になりながら

    話してくださいました。


    彼女は洋服は洋服ダンスに、

    食器は食器棚に、

    書類は机の引き出しの中に、等

    すべてが整理整頓された状態を願っております。


    それができていない状態なので、

    できないこと、

    できない自分を責めています。


    できないことに目を向けると

    ネガティブな気持ちになります。


    話を聞いていると、

    食器棚を組み立てて、

    食器はちゃんとその新しい棚に入れています。


    洗濯が終わった服は、

    タンスに入れていないけど、

    畳んで床においてあります。


    できていることを伝えると、

    ちょっと驚いた表情をしていました。


    できていることに目が向くと、

    気持ちが変わります。

    そして、

    ひとつの視点だったのが、

    もうひとつの視点がプラスされます。


    できない視点とできている視点。


    できない視点だけだと苦しいですよね。

    でも、できている視点も加えれば、

    気持ちは和らぎます。


    「ゆじゅさん~。

    私、できない視点ばかり目が向くので困ります」


    そういう方はカウンセリングで

    できている視点を加える練習をしましょうね。