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傷ついた体験がいい意味での人生のターニングポイントとなる
他者からの言葉や行動によって、心の痛みや傷を負う体験。
一見すると「たいしたことない」と思われるものでも、
人によって非常に辛く、苦しい体験。
当事者にしかわからない体験。
それを傷つき体験といいます。
例えば、長年お付き合いしていた恋人から突然サヨナラされる。
気にしているアトピーのことを言われる。
急に上司からよそよそしくされる。
話し方をからかわれる/小馬鹿にされる、等
誰しも経験しやすい体験。
ずっと心に引っかかったままかもしれないし、
普段は意識に上がらなくても、急にその体験が思い出されることもあります。
傷つき体験を持つことによって、
「人が怖くなる」
「信用できなくなる」
「自分はだめな人間」
「自分に自信が持てない」
「やる気が起きない」
「人とかかわりたくない」等が起こります。
そのまま放置しておくと、
益々自分を苦しめ、辛くさせる状態に陥ります。
その状態を抜け出すためには、
心が傷ついた体験に向き合う必要があります。
向き合うことで、その体験をネガティブな見方から、
「その体験をしたことで、自分は成長できた!」
「辛かったけど、あの体験があったから、今、進化した自分がいる」
いい意味での人生のターニングポイントとして捉えることが可能になります。
私自身がそうです。
愛する人との突然の別れは非常に辛く、しんどい体験でした。
今は、本当にやりたいことをスタートさせるために必要であった体験、
カウンセラーとして体験すべき体験であったと捉えております。
不思議ですよ。
その当時は、今の捉え方になるとはまったく思っていませんでしたから。
人は変われます。
変化します。
傷ついた体験を乗り越えていけます。
コツコツ地道な取り組みで乗り越えられます。