久しぶりに留学時代の友人に会いました。


仕事、家族、趣味のことなど色々話しました。


その際に、「ゆじゅはストイックだったよね」と言われました。


ストイックとは、「目標達成のために自分を厳しく律する」という意味です。


留学時代の私はカウンセリングと心理学を理解するために、


授業の単位を取るために、大学院を卒業するために毎日勉強していました。


遊びたい、休みたいなどの欲求はありましたが我慢しました。


「遊んでしまうと宿題が終わらない。単位が取れなくなる。卒業できなくなる。」


そのような考えが常に頭に浮かんでいました。


単位が取れず、卒業できなくなる恐れから逃れるために勉強しました。


恐れからの行動。


その時の私は自分が頑張っているとは思いませんでした。


ストイックとも思っていませんでした。


時間があるなら勉強する。なぜなら、卒業できないという恐れから逃避するため。


卒業が決まった時に、ようやくその恐れから解放されました。


今回の友人の発言に対して、


「うん。私ストイックだったね。頑張ってたよ」と言うことができました。


ストイックだった自分。頑張っていた自分。


新たな視点から、今の自分がその当時の自分を受け止めることができた気がしました。


今の自分が過去を振り返ると、どんな感じがしますか？どんな考えが浮かびますか？


その当時は「嫌だな」と思っていたことが、案外そうではないかもしれません。


その反対もあるかもしれませんが（苦笑）。


今の自分で過去を振り返ってみて下さいね。気づきがあると思います。