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  • 「助けて」「困っている」という声を上げる先を用意しておく

    仕事と介護の両立支援についての研修会に参加しました。

    参加して思ったことを書きます。  


    障害や病気などがある家族を

    介護することになった時、

    不安や心配、絶望、恐怖などが湧き上がるかもしれません。


    これからどうすればいいのか、

    どこに相談すればいいのかわからない・・・。

    わからないことや初めて経験することに圧倒されて

    心と体が疲れ果ててしまいます。


    介護に専念しようと仕事を辞める方や、

    会社や周囲の人には黙って介護をする方がいます。


    周囲に黙って介護をしていると孤立しやすく、

    心身の限界を超えてしまう可能性があります。


    介護に専念していても、

    介護する側される側の関係が

    息苦しくなる可能性があります。


    限界を超える前に、

    息苦しくなる前に、

    「助けて」「困った」と声を上げれば

    サポートできる人が手を上げることができます。

    サポートを得ることができます。


    残念ながら、

    声を上げないと誰も何もすることができません。

    介護する人、介護を受ける人、サポーターも辛い。

    みんなが辛い。

    なので

    「困った」「助けて」と声を上げることは大事。


    以上は介護の話ですが、

    心の相談についても同じことが言えます。


    悩みや問題を抱えている時、

    ひとりで抱えこんでしまいます。

    誰かに相談するのを躊躇します。

    他人の手を借りずに自分で対処したいと思っていたり、

    「弱い人間」と思われたくないので、

    ひとりで抱え込んでしまうかもしれません。


    いざという時、

    もしもの時に

    声を上げる先(相談先)の情報は持っていて下さいね。


    例えば、

    自宅から通えそうな病院、

    話しやすそうなカウンセラー、

    地域で利用できる相談窓口など。

    いざという時のために備えておく。

    情報収集しておく。

    備えあれば憂いなしです。


    いざという時でなくても、

    必要と思うタイミングが来たら、

    その時に声を上げていいですよ。

    自分のタイミングを信じて下さいね。