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気持ち/感情のフォーカスは自己理解する上で大事
「その時、どんな気持ちでしたか?」
カウンセリングでよく尋ねる質問です。
どんな気持ちだったか。どんな感情を感じたか。
気持ち/感情を答えることは実は難しいことです。
難しい理由として、理解している気持ち/感情の言葉が少ない可能性。
理解している言葉の数が少ないと気持ち/感情に気づけないし、表現しにくいですよね・・・。
子どもの頃、おもちゃの取り合いで「嫌だ!私が使うの!!」と主張したら、
「●●ちゃんに貸しなさい。我慢しなさい!」と怒られた経験ありませんか?
「超むかつく!!」と言ったら、「何その言葉遣い。やめなさい」と注意されたことありませんか?
楽しい、嬉しい、幸せなどのいわゆるポジティブな気持ち/感情は周囲から受け入れてもらえますが、
むかつく、嫌い、イライラなどのいわゆるネガティブな気持ち/感情は受け入れてもらえず、
表現を注意されたり、怒られたりした経験はありませんか?
「ネガティブな気持ちを言ったら叱られる」「注意される」「ネガティブな気持ちはダメなんだ」
それらの経験があると、
自分の気持ち/感情に気づいて表現することをしなくなるかもしれません。
なので、「どんな気持ち?」と言われても答えられない。答えることを躊躇するかもしれません。
自分の気持ち/感情に気づくことは自分を理解する上で大事なポイントです。
何が自分にとって心地よいか不快か。何にストレスを感じるのか等教えてくれます。
今から自分の気持ち/感情にフォーカスしてみませんか?
気持ち/感情を表現する適切な言葉を見つけなくても大丈夫です。
表現しなくて大丈夫です。ただフォーカスするだけで大丈夫。
気持ち/感情の言葉の種類は次回、お伝えします。