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問題や出来事は捉え方次第
私のことになりますが父が脳梗塞で倒れた時、父を失う恐怖に圧倒されました。
これからの生活のこと(父の介護、仕事など)に関して悲観的になりました。
描いていたものが崩れ去り、予期せぬ出来事に対応しなくてはならない現実。
自分の思い通りに過ごせなくなることに対する苛立ちや不安などを感じました。
父が脳梗塞で倒れたことを悲観的に捉えていました。
時間が経つにつれて、捉え方は変わっていきました。
父の様子を見て、歩くこと、話すこと、食事をとることなど生きることは当たり前ではないこと、
いつ失うかわからない限られた命だからこそ、今この瞬間を慈しむこと、
限られた時間を大切な人と過ごす幸せを学ばせてくれる機会であると捉えるようになりました。
父が脳梗塞で倒れたことを悲観的に捉えることは今はないです。
もし悲観的に捉え続けていたら、父の顔を見るのが辛く、面会には行かないかもしれません。
悲しくて、介護に関する手続きをしないかもしれません。
仕事に身が入らず、毎日泣き続けるかもしれません。
どう捉えるか。
今抱えている問題や出来事を悲観的に捉えることができます。
肯定的に捉えることもできます。
肯定的とまではいかなくても、
この問題や出来事から私は何を学んでいるのか、何を学ばされているのかという視点で
抱えている問題や出来事を捉えてみるのもありです。
どう捉えるか。
捉え方を選べます。